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2013-03-18

二段階上から目線

随分と間が空いた。
このブログは身内にもアドレスを公開しているので、もっともリアルの創作活動を記している場所とも言える。
が、それであるが故に書けないことも実際たくさんある。
自分の重い尻を叩くため、またくじけそうになる心を奮い立たせるためにもやや大仰な書き方をしているわけで、実際の私を知る人は実に奇妙な気分でここを読んでいることだと思う。

実際の私は、本当にどこにでもいる平凡な容姿のおばさんである。どうも見た目もぱっとしないし、第一印象でとても私が小説などに興味を持っているとも、まして書くような人間にも見えないようなのだ。
だからこの10年ほど、奇妙な(最初は敵意で、後は好奇の)視線を受け続けてきたこともさほどいい気分でなく心に残っている。

私は人に甘い。
創作者として、その態度はあまり歓迎されるものではないというのは、自分で体験してわかったことだった。
自分では甘いつもりは毛頭ないのだが、多分、遠慮をしてはならぬところで遠慮して、黙らなくていいところで黙ってしまうのだろう。そして甘えの味を覚えた人々は、いいように私を利用する。
懸命に人に厳しくきつく当たろうと努力をしても、必要のないところでつい要らぬ言葉をかけてしまうらしい。
非情は、覚えるべきだ。と、私に親身に意見をしてくださる人は、殆どこれに近いご意見だ。私もそれのほうが正しいと思う。
実践が下手糞なのか、非情を勘違いしているのかは分からないが、現在まで様子が変わらないのは困ったことであるのだが。ああ、さっきから、FC2のブログが重く、入力に時間がかかる。

結局のところ、子泣き爺のような妖怪に追い回されているような気分なのだろう。
その子泣き爺は奇妙な視点を持っていて、自分より二段階高い立場に自分を置き、そして、自分より本当は一段高い立場の人間を一段低く見下ろすという格好を取る様子なのだ。
学歴の話は揉め事のひとつになるので、まあ新卒五年以内の若い人に限りとしておくが、例えば高卒の人が大卒の人間のように振る舞い、専門卒や短大卒を睥睨する、みたいなものであろうか。
向上心や向学心という面からすると、自分を高めるために、一段階高い人の態度を学ぶ、或いはそのように振舞うことはとても大事なことであり、むしろプラスの面のほうが多いように思える。だからそれは否定しない。問題は、一段階上でなく、更にもう一段階欲張って上ってしまう人々である。
こういう人は付き合っていくと基本的に態度が大きく、図々しい印象を受けるが、表面上はそう見せないために虫も殺さぬ善良或いは品のある態度を取っている。だが話を聞くとどうもおかしい。嘘が非常に多い。家族構成や血液型すらも嘘で塗れさせる人もいる。勉学や教養に興味を持つふりをしていながら、いざ間近でホンモノを取り出すと見ないふり知らぬふりをしてサーッと逃げる。知らぬなら知らぬなりに、本当に興味があればあれこれと質問を重ねるはずだが、その態度がない。まあ上っ面だけの坊ちゃん嬢ちゃんなのである。

ネットで時々、マナーについての激論の場に出くわす。あるとき私ははたと思い当たった。
この子泣き爺のような人々は、恐らくネットで上流社会のマナーをお手軽に身につけて、人前(ライバルや上司の前)でわざとらしく見せ付けるために、ああでもないこうでもないと人の態度を議論しているのではないだろうか。ネットは情報のやり取りは無料だし、わざわざマナー講習になど行かずとも簡単にお上品な知識が手に入るのだ。こんなオイシイ話はあるまい。

一段上というのが基本なのに、二段上まで自分を置いてしまうような人がどうしてそんな作法を思いついたのか、私には分からない。ともかく私の田舎ではそんな風習はなかったと断言するし、婚家でもそんな態度はない。また私の過去にもそういった人は少なかったあるいは実際にいなかったのではないかとも思える。
ただ、今の社会を見ていると、この二段階上に我が身を置く欲張りな人のせいで人格がゆがめられている人も少なくはないのではないかとも思ってしまう。
私だけではなくて、上のほうの生活をしている人も、下のほうの生活をしている人も、同様に「なぁ~んか嫌なつきあい」を強要されているように思えるのだ。

本当にどこの地域の風習か或いは本人の性格的ものなのか、は分からぬが、どうにかならぬものかと思う。
私は人に甘いが、悲しいかな、自分の目はそういう二段上まで上って目上の人間にこっそり蔑笑する人のお里の知れる姿を見落としてしまうほどには甘くないのだ。
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Chiduru.Y.

Author:Chiduru.Y.
小説を書いています。
しばらく更新が途絶えていましたが、また肩の力を抜きつつぼちぼち書いていこうと思います。

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