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2012-09-25

公募に応募したりしなかったり

また少し、間が開いた。

最近の私は、創作では公募に応募したりしなかったりを繰り返している。年産で五〇〇枚が目標なのだが、実際はその三分の二を上下する程度になっている。
ライトノベル作家になりたいわけではないので枚数を何千枚、何万枚などと多く定めるわけにも行かない。流石に万単位の枚数は就業を諦めなければ達成できないと思う。少なくとも、日産二七枚は会社員がとても平日手を出せる枚数ではないのだ。

作品を書いていると、登場人物に魅力を感じなかったり、ストーリーがどうしてもつまらないものになってしまっていたり、資料の読み込みが圧倒的に足りなかったりして、「ああ、これはダメだ」というのが、書いている途中でも分かってしまったりもする。素直なもので、そういうときの私は執筆速度が落ちる。取り掛かりものろのろして、パソコン一台を立ち上げるために莫大な時間がかかる。
こういう作品は、しばらく放っておくか、別のものとして大規模に仕立て直さなければならないのだ。そのためには公募の締め切りなどどうでもよくなってしまう。できれば、もう少し時間をかけて納得のいく作品を書けたらそれを公募作として送り、結果的に供養できるのではないか。
小説と言うものは身体のない不幸な子供のようなもので、公募の「募」は「墓」に通じると私は思っている。水子のように共同墓地に埋葬する、その作業をするために私は小説を送り続けているのかもしれない、とも。
では、運・実力ともに満ちて当選作となった様々な人々の作品はというと、奇跡的に肉体(出版物)を伴って世の中に生まれてきた新しい命なのではないだろうか。
小説界隈の「女」たちは、なぜか公にできる生きた子供(出版された小説)を産むことが少ないのではないだろうか。そう考えると、この業界はどこかねじれた肉色の母性世界の中に、生まれ来るはずだった小説の小さな手や足などの部品を手にしながら作者が途方に暮れた顔でたたずまなければならない、そんな不謹慎な悲しみを湛えているように思えてならない。
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theme : 雑記
genre : 学問・文化・芸術

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まとめ【公募に応募したりしな】

また少し、間が開いた。最近の私は、創作では公募に応募したりしなかったりを繰り返している。年産で五〇

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しばらく更新が途絶えていましたが、また肩の力を抜きつつぼちぼち書いていこうと思います。

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